Hisashi Morita ([info]hisashim) wrote,
@ 2006-02-26 23:56:00
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[CG][DAM] Asset Management in CG Industry
Asset Management in CG Industry
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2005-02に書いたらしいメモを転記する。

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CG業界ではDAM(Digital Asset Management: デジタル資産管理)が当たり前らしい。出来上がるものの規模・かかわる人数・動く金額が違うとはいえ、うらやましい。

* little things of mine * | asset management - 1
http://www.ousam.com/blog/log/eid131.html

最近,日本で制作をされている方にお会いすると,良く聞かれる事があります.それは,こちらの業界ではアセットの管理をどうしているのか,という質問です.自分が日本で制作をしていた頃は,あまり話題にならなかった事なので,こういう質問を受けるという事は,日本の制作環境も少しずつ改善されてきているのだな感じますが,今回はこの事について書きたいと思います.

* little things of mine * | asset management - 2
http://www.ousam.com/blog/log/eid132.html

パイプラインとは,どんな方法を使い,どんな手順で制作するかを決めたルールのような物だと思って戴ければ良いかと思います.例えて言えば,車を製造するベルトコンベアの流れ作業みたいな物です.

* little things of mine * | asset management - 3
http://www.ousam.com/blog/log/eid133.html

以上が基本的なアセット管理の方法です.想像するよりもずっと大きなシステムである事が分かると思います.

自分が理解したところを箇条書きにしてみる。

* データはローカルディスクには置かず、ネットワーク上の領域に置く
* (ネットワーク上の)作業領域は、ポリシーに従って命名・整理されている
* 共有するデータが完成したら、バージョン管理機能を持ったDBMSに登録(publish)する。するとバージョン管理されるようになる
* データを中心にしたこの流れ作業的なワークフローを、パイプラインと呼ぶ。このパイプラインはスタジオによってさまざまに異なる
* パイプラインを流れるものはすべてasset management systemの管理下に置く。何を管理下に置くかはスタジオやツールによって異なる。パイプライン構築の方法が各スタジオのノウハウになっている
* ツール側でも、パイプラインに合わせるために必要に応じてカスタマイズを行う。通常、プロジェクトメンバの作業環境は、アセット管理システムと連携をとれるようになっている
* アセット管理システムとその周辺は、AlienBrainのようなパッケージもあるが、たいてい各スタジオが独自に開発。こういう必要性から開発力は重視されている

なるほど。どれももっともなことだ。

shiroさんもSquare USA時代のアセット管理システムについてペーパーを書いて公開されている。この手の情報はただでさえ少ないので、これだけ面白く読ませてくれるものは大変ありがたい。

Shooting A Moving Target: An Experience In Developing A Production Tracking Database
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/docs/jlugm2000.html

Tracking Assets in the Production of 'Final Fantasy : The Spirits Within'
http://www.lava.net/~shiro/Private/essay/gdc2002.html

でももっと詳細なことを知りたい。具体的にどういう要件で、どういうシステムを使って実現していて、どういうツールがサポートされていて、何人くらいが使っていて、どんな形式のどのくらいの大きさのデータを扱っているんだろう。それはOSSを使えば僕らにも実現できるものなのか。どのくらいの規模から導入してメリットがあるものなのか。導入と運用の注意点は何か。DAMには非常に興味があるのでもっと詳細が知りたい。差し支えない範囲で。

というのも、規模は小さくても自分の仕事で同じようなことをやっているから。出版物の元データを中心にして、著者・監修者・訳者・監訳者・査読者・編集者・レイアウトオペレータ・デザイナなどがそれぞれの役割で製作物にかかわる。問題はパイプラインが分断されていることだ。編集者まではテキストベースで通すことは可能だけれども、その後に断絶があって、proprietryなバイナリ形式へと変換されてしまう。

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余談だけど、VCS(Version Control System)を流用してSCM (Software Configuration Management)やDAMのために使っているケースは少なくないと思う。特にSubversionはCVSに比べてバイナリデータの扱いが得意そうなので、注目している人は多そう。

需要はあると思うので、OSSのSCMシステムやDAMシステムが今後どう発展するのか見守りたい。



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