Hisashi Morita ([info]hisashim) wrote,
@ 2005-02-02 23:04:00
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[Publishing][Workflow] The Making of BSD Hacks: How We Wrote BSD Hacks
半年以上前のポストに加筆してみる。ブログロに張り付けるの忘れてた。

The Making of BSD Hacks: How We Wrote BSD Hacks
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O'ReillyのBSD Hacksの執筆・編集に際しては、PseudoPODフォーマットで記述してXHTMLで査読したそうだ。原稿の版管理はSubversionで行ったとのこと。

The Making of BSD Hacks
by chromatic, editor of BSD Hacks
06/03/2004
http://www.onlamp.com/pub/a/bsd/2004/06/03/bsdhacks.html

(via http://slashdot.jp/bsd/04/06/08/182211.shtml)

ちょっと抜粋すると、Chromaticいわく、

  • Wordはマクロを用意して意味的なタグ付けをすれば使いものになるって同僚は言うけど、執筆時にレイアウトに気を取られて時間を無駄にするのでダメ。というかそもそもWordが動作するマシンが手元にないし。OOoやAbiWordで読み書きできるけど、マクロがうまく動かないから意味がない。

  • (科学の分野の本ならTeX/LaTeXもありだったかも)

  • XMLは編集しにくいのでDocBook XMLはダメ。Emacsでもvimでも書きにくいったらない。

  • BSDの本だし、オープンソースなツールを使って、スムーズに製作プロセスに持ち込みたい。だったらPseudoPOD [#]_ がいい。

    ..[#] PseudoPODを処理するPerlモジュールは、Perlの本を執筆中のAllison Randalが(自分用に)作ったものを使わせてもらったらしい。ちなみにAllison RandalはPerl6のPMの人。

  • ネットワーク上にSubversionリポジトリを作ってテキストベースの原稿を共有して、ビルドスクリプトを書いてXHTMLに変換した。このほうが、メールでWordの原稿を何度もやりとりするよりずっといい。
  • Subversion+Apacheの問題といえば、ウイルス全盛の時期だったせいでトラフィックがすごくて、リポジトリへのアクセスに時間がかかったことと、停電でリポジトリサーバがダウンしたこと。でもせいぜい数時間作業が遅れただけで、大したことない。

  • 著者と編集者のコメントが目立つようなスタイルシートを書いた

  • (PseudoPOD + Apacheのおかげで)製作部門への引き渡しはこの上なくスムーズだった。
  • WebDAVのおかげで、普通のウェブブラウザを使って査読者が自分で原稿を取り出すことができたし、POD::PseudoPODはCPANで手に入るから査読者が原稿を自分でHTMLに変換できた。手間要らず。

  • 査読者がコメントを投稿できるMLをAllisonが作ってくれた。

  • Subversionのフックを使ってMLにコミットメールが送られるようにしてみたけど、あんまりたくさんメールが送信されるので、結局このプロジェクトでは止めた。

  • 原稿をコミットする前にリポジトリでvalidityを自動チェックするのは、最初はうるさいと思うだろうけど、結構役に立つかも。


フックによるvalidityチェックは、実際にはやってないのか。

Chromaticってテクニカルエディタであると同時にプログラマなのね。道理でいろいろできるわけだ。

O'Reilly Network: chromatic [Apr. 03, 2003]
http://www.oreillynet.com/pub/au/176

やっぱりアイディアは実行に移してはじめて意味を成すんだなあ。



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